試作車両コンポーネントへの計測器の組み込み

トランスミッションやクラッチなど様々なコンポーネントの性能を実機計測することは、乗用車および商用車の試作段階にてコンセプト実現を確実に行うために重要です。ATESTEOでは長年の車両計装の経験と実績から、トルクや温度計測など高精度で信頼性高い測定を可能にする高度な技術を蓄積しています。

特長

・最適なデータ伝送技術を選択可能
-赤外線伝送:電磁ノイズの多い環境にも対応(高速)
-インダクティブ伝送:コンパクトで狭い空間に実装可能
-RF(FM)伝送:回転部と固定部間のギャップや軸の揺れにも対応

・回転部と固定部のコイルによる誘導電源
(バッテリレスで連続動作が可能)

・計測に適した素材で一部を置き換えるインサート技術
(精度向上と同時にトルク以外の応力の影響を削減)

・フレキシブルな送信基板
(軸内や湾曲部にも実装可能)

・アナログ、CAN、周波数で測定結果を出力

お問合わせ

ハイブリッドトランスミッションのトルク計装(例)

ハイブリッド車両トランスミッション内の三軸に対するトルク計装。

ドライブトレーン用に発達した高度な計測機器

回転コンポーネントの機械性能を測定するために、ATESTEOはお客様の機器の形状と計測目的に最適なテレメトリシステムを各種伝送方式から選択し提供しています。アナログ電圧チャネルや車両バス (CAN) 経由で読み込まれた測定値を、データロガーなどで統合して同期処理を行なうことにより、各装置の動作の関連性を解析できます。

フライフォイールトルク計測機能の組み込み例

お客様のフライフォイールの回転体中心部を計測に最適な素材で作製し埋め込むことにより、高精度なトルク計測機能を実際のコンポーネントに実装した例です。トルク以外にも回転速度、温度など様々な計測において豊富な実績があります。

回転部(表面)

歪ゲージ貼付部分をくりぬき計測に最適な素材を同一形状に加工して埋め込み。

実機のフライフォイールへのトルク計装例。歪ゲージでトルクを計測し電子回路で増幅。

回転部(裏面)

トルク計測値を赤外線パルスの点滅周波数として固定部に転送。

フライフォイールのトルク計測結果は赤外線パルスで出力。電力は誘導電源により非接触かつ継続的に供給。

フライフォイール全体

計測機能を組み込んだ回転部を固定部に嵌め込んだ写真。

回転部を固定部に嵌め込んだ状態。両社は非接触。

評価ユニット VETAS

誘導電源を供給、周波数からトルク値を計算しアナログやCANで出力。

車両計装による測定結果を周波数、アナログ電圧、CANで出力可能な評価ユニット。